うっかりクレジットカードをなくしたまま旅行続行

2006年の夏に、旅行でタイーイギリスーマルタへ渡航しました。最初の渡航地であったタイからイギリスへ発つ前日の夜、すこしばかりアジアのお土産を友人に買っていこうとATMでお金をおろしていると、なぜか後ろに並んでいた人と通行人が喧嘩をはじめ、片方がいなくなったかと思いきやビール瓶片手に走って戻ってくるのが見えました。

 

まずいまずい、と現金を手にさっとその場を離れ、宿にもどってほっとしているとカードを取り忘れたことに気付きました。

 

タイはお金を下ろすと現金、明細、そして最後にカードが出てくるのです。すぐにATMに戻るももちろんカードはなく、警察に行って届け出をするも酔っぱらいが大げんかをしたり、夫婦喧嘩で殴り合いが始まったりもうさんざん。。。届け出がちゃんとできたのかもタイ語の資料だけでよくわからずじまいのまま翌日を迎えました。

 

翌日夜の便だったので、午前中はカード再発行手続きに奔走し、なんと2週間は新しいカードが使えないと言われました。多少ごねてみましたが、勿論どうすることも出来ずじまい。

 

カード再発行のためのタクシー代と、空港までの交通費と空港税でほぼおろしたお金は使い切り、とりあえずイギリス経由でマルタまでそのまま行こう、と現金50バーツのみを持ってイギリスにつき、5時間の乗り継ぎ時間をただひたすら耐えマルタ行きに乗ろうとするとマルタ出発便を押さえていないとマルタ行きチケットを発見できないと言われました。

 

一度空港外に出てマルタ航空のカウンターで直談をしようと思いましたが、イギリス、ヒースロー空港の出国手続きは長蛇の列だったので、一度でたら確実にマルタ行きの便に乗り遅れたことでしょう。一度はカウンターを離れましたが、もう一度、ゆっくりとタイでクレジットカードを紛失して、再発行されてはいるがこれが利用できるのは2週間後だということ、現金は50バーツ(100円くらい)しかもっていないこと、マルタには友人がいて、カードが使えるまで滞在させてもらう予定である事を説明し、出発時間を過ぎてから発券してもらいました。

 

もう出発時間は過ぎているけど、イギリスにはなんのあても無かったので駄目もとで搭乗口に行くと、遅延がありぎりぎり、最後の一人として搭乗できました。

 

お金があったら、現金でもうすこし持っていたら、情けなくなり、改めてお金の比重の重さを思い知らされた出来事でした。